ワーホリをするなら避けては通れない仕事探し。私もめちゃくちゃ苦労しました...。
そもそも『仕事ってどうやって探すの?』と悩んでる方も多いかと思います。そこで今回はバンクーバーでワーホリでバリスタとして働いていた私の体験談を元に、仕事の探し方をまとめました。
それでは、一つずつ分かりやすく説明していきます。
1:仕事探し【求人サイト編】
カナダでは求人サイトを利用して仕事を探す方法が主流です。ワーホリにオススメのサイトはいくつかありますが、実際に私が使っていたのは、2種類です。
2:indeed
他にもサイトはありますが、私はこまめにチェックできるタイプではないので、この2つに絞っていました。
JPカナダは、日本人向けの求人サイトです。
バンクーバーやトロントを中心とした求人サイトで、飲食店や美容院などの求人が掲載されています。基本的に内容は日本語で書かれているので、留学にきたばかりで英語に自信がない方にオススメです。ほぼ毎日新しい求人が更新されていくので、こまめにチェックすることをオススメします。
ただし、日本人向けのサイトなので、100%英語環境ではないといことは理解しておきましょう。
私はJPカナダで中国人が経営する日本食レストランに受かって少しの期間働いていました。
indeedは、現地の方向けの求人サイトです。
現地の方も利用するサイトなので、全て英語で掲載されています。メッセージのやり取りや、面接も全て英語になるので、英語に自信がある方、英語をもっと話せるようになりたい方、英語環境で働きたい方にオススメです。
ただし、返事が来る確率がJ Pカナダよりも低いので、仕事探しに余裕がある方の方がオススメです。
私は1日5件程度応募するのを、3週間ほど続けて、返事が来たのは2、3件でした。
2:仕事探し【直接手渡し編】
求人サイトで仕事を探しながら並行してやって欲しいのが、お店に行って直接レジュメを渡す方法です。これがまた勇気と根性が入ります。ですが多くの方がこれで仕事を見つけているのも事実です。個人的には、サイトで応募するよりも、レジュメ配りの方がオススメです。
理由は簡単で、直接会った方が、自分の雰囲気が相手に伝わりやすいし、お店の雰囲気なども掴みやすく、働くイメージがつきやすいからです。
基本的には、『We are hiring!!』などの張り紙がしてあるお店にレジュメを渡しにいきますが、張り紙がない場合でも、もうすぐ人が辞める、夏に向けて求人しようとしていたなど、お店側の事情もあるので、積極的に配りにいきましょう。
レジュメを渡すときは、必ずマネージャーに渡しましょう。従業員の場合は、マネージャーに渡る前に捨てられてしまう可能性があります。マネージャーがいない場合は、いつならいるのかを聞いて、その時間にもう一度足を運んだ方がいいです。
マネージャーに直接渡すことができれば、『運よくその場で面接』なんてこともあるので、渡すときは必ずマネージャーにしましょう。
また、お店の営業時間をチェックして、忙しい時間帯は避けましょう。
3:仕事探し【例外おまけ編】
ここでは例外おまけ編ということで、少し変わった仕事探し方法(?)を紹介します。それは、『友だちからの紹介』です。
ワーホリは働けるのが1年と、期間が決まっているので、辞める人の引き継ぎを探しているお店は多いです。既に働いている人からの紹介だと、信頼関係があるので、仕事探しに有利だと言えます。友だちはたくさん作っといて損はないでしょう。
4:留学生にオススメの仕事
仕事と言っても種類はたくさんああります。何をしようかと悩んでいる方にオススメの仕事はズバリ、『ローカルカフェ店員』です。
理由は以下3つ
1:英語力のハードルが低い
2:働く時間帯が一定
3:リアルな英会話を学べる
細かく説明していきましょう。
私は『絶対にカフェでバリスタとして働きたい』という目的があったので、レジュメ配りはローカルカフェばかり行っていました。そこで何回か面接やその場でのやり取りをしたときに『英語に自信がなくて…』と正直に伝えると必ず返ってくるのが『そんなの問題ないよ!!』という言葉でした。
実際働き始めると、お客さんとのやり取りは定型分でOK、注文が聞き取れるようになるまで少しかかりますが、慣れてしまえば簡単でした。カフェはレストランと違って、カウンターを挟んでの少ないやり取りなので『英語が怖い』という負担はすぐなくなり、楽しめるようになると思います。
『英語に自信がないからこそ、英語環境に身を置きたい』という方にオススメです。
2:働く時間滞が一定
カナダでは、レストランとカフェの棲み分けがしっかりされていて、大体のローカルカフェは朝は早いですが、夕方4時、5時に閉めてしまいます。なので、夏だと仕事終わりに遊びに行けちゃうし、疲れた日には、夜は家でゆっくりできちゃいます。
私が働いていたカフェは7:30〜15:30の営業だったので仕事終わりの図書館で勉強したり、買い物に行ったり、友だちと会ったりと時間がたくさん取れました。
早起きが得意な方や夜はゆっくりしたい方、仕事も遊びもしたいとい方にオススメです。
カフェ店員をオススメする理由で一番大きな理由がこれです!!
学校や独学で学んだ英語ではなく、【ネイティブの方が使うリアルな英語】、これが学べちゃうんです!!英語に慣れないうちは注文を取るので精一杯ですが、慣れてきたら、お客さんと少し談笑、いわゆる【スモールトーク】がどんどんできちゃう、これがカフェ店員の最大の魅力だと思っています。
私はワーホリの前に学生で半年間語学学校に行っていましたが、英語力が上がったのは、カフェでバリスタとして働いてからです。
例えば、学校では『ありがとう』を『Thank you』や『Thanks』、または『I appreciate it 』などと習うと思いますが、バンクーバーの方は『Cheers 』と言う方が多くいます。コレオを聞いたとき、『これは習わなかったなぁ』と少しびっくりしました。
小さなことですがこのような気づきがたくさんあるのが『カフェ店員』です。まさに『塵も積もれば山となる』で、私の英語力は、リアルな英会話から学んだ財産です。
英語力を上げたい方にオススメです。
5:【これから留学する方へ】仕事探しに最適の時期
カナダは仕事が山ほどある時期とそうでない時期が極端に分かれています。となると逆算して……『結局いつ仕事探しをすればいいの?』そんな方に仕事探しに最適の時期をまとめてみました。
ズバリ、【2〜5月】です!!
バンクーバーは観光地ということもあり、夏は大忙しです。私も夏の時期は忙しすぎて、記憶があまりありません(笑)
なのでどこのお店も、7月までに人員を増やし、トレーニングを終えておきたいという計画があります。そうすると逆算して4〜5月の求人が増えます。これから留学を控えている方はスムーズに仕事探しができるよう、覚えておきましょう。
『あれ、2〜3月は?』と思った方!これから説明します!!
これは日本人文化も少し関係しているので、日本人が多い職場限定になると思います。多くの日本人留学生は、日本で仕事をしていたり、学生だったりとそれまでの生活に『キリ』をつけて来るわけです。『年度末まで学生でした。』『年度末まで仕事していました。』という方が4月頃にカナダに来るわけです。ワーホリ期間は1年、つまり翌年の2〜3月には仕事を辞めて日本へ帰国していくわけですね。
なので2〜3月も仕事探しの時期に最適と言えます。
ワーホリはその期間内で語学学校にも通えるので、ワーホリでスムーズに仕事をゲットしたい方は、自分の留学スケジュールを確認して、イメトレを行うことをオススメします。
6:まとめ
長々と書いてしまいましたが、一番は『自分がワーホリの1年間をどんな1年にしたいか』だと思います。私は失敗も多く、閑散期である12月にワーホリに切り替えてしまい、仕事探しにとても苦労しました。ですがそんな私でも、【ローカルカフェでバリスタ】という素晴らしい職をゲットできたので、しっかり計画していけば、とても充実したワーホリ期間になると思います。この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。