【体験談】夫婦で留学を決めた理由!!〜迷っているそこのあなたへ〜


皆さん、こんにちは!夫婦で仕事を辞めて、バンクーバーに一年半留学したSonokaです。今回はバンクーバーのカフェや情報紹介ではなく、私自身について書きたいと思います。

 

 

■基本的な情報■

●新卒で保育士として2年 → 園を変えて3年 計5年保育士として働く

●24歳で結婚 → 26歳で夫婦で仕事を辞めてバンクーバー

●現在は帰国しています

 

そうなんです、私、いや、私たち、夫婦で海外留学していたんです!!しかも仕事を辞めて!!今考えても思い切ったなと思います(笑)

今回は『海外留学を迷っているそこのあなたへ』、私の留学スタイルが少しでも参考になればいいなと、ここに書き留めようと思います。

中学生の頃からの夢


私は中学の頃から得意科目が英語でした。元々勉強はそれほど嫌いではなく、英語が得意と気づいてからは成績もどんどん伸びていきました。ただ私はこの頃から『保育士になりたい』という夢があったので、英語を活かした職に就こうとは考えていませんでした。

しかし『英語を話せるようになりたい』という漠然とした思いはあり、交換留学制度がある高校の受験を考えましたが、そこは私立の高校なので、そんなお金はうちにはなく、、、公立の高校に決めました。

留学を強く意識したのは高校生の頃です。同じクラスの子が1年間休学をして、オーストラリアに留学をしたのです。それはびっくりしました、まさかそんな選択肢があるなんて!!私も!!と思いましたが、そんなお金はうちにはなく、、、(笑)この時に『大学生になったら、自分でお金を貯めて留学しよう』と決意しました。

大学進学をしてから、宣言通りお金を貯めてニュージーランドへ短期留学をしました。保育学部だったので、実習のスケジュールの合間を縫って約1ヶ月だけの短期でした。なぜ休学して長期留学をしなかったというと、『友だち』です。私は大学生活がとても楽しく、みんなと一緒に卒業をしたかったのです。なので、短期にしました。今でもこの選択は後悔なしです!!ですが、短期間だけの留学だったので英語は不十分のまま、ますます海外に行きたい欲が出てきました。ここで『社会人で3年くらい働いたら留学しよう』と二度目の決意をしました。

夢と現実の葛藤


しかしそんなにうまくいかないのが人生です(笑)社会人2年目で体調を崩して、休職することになりました。その時すでに今の旦那とお付き合いしていて、この期間に『結婚』を強く意識しました。ですが、『夢を諦められない自分』と『留学を諦めて結婚もありかな』の間で葛藤がありました。私の中で、『留学は1人でするもの』と考えていたんです。ましてや結婚したら『留学はできない』とも考えていました。しかし彼に相談すると『僕も一緒に行けばよくない?』と。目から鱗でした。更にすごいのは彼は留学に全く興味はなく、『学びたい分野があるから』バンクーバーで英語ではなくその分野を学ぶというのです。

『1人じゃない』『英語が目的じゃない』留学もあっていいと気付かされました。この彼の一言で夫婦で留学することを決めました。『結婚するからって何かを諦めなくていい』と思えたことにも嬉しかったです。

ワーホリの現実


彼の『英語で違う分野を学ぶ』スタイルに感化された私は、自分も『英語で何か新しいことに挑戦したい』と思うようになりました。そこで以前から興味があったバリスタに挑戦したいと思い、ワーホリでバリスタの仕事に就くを目標にしました。

結果から言うと、目標は叶って、1年間バリスタをすることができました!!しかし現実は甘くないです。カナダは日本よりも実力主義』の国だと感じたのは、仕事を探していた時です。私は保育士をしていたので、バリスタの経験はありませんでした。なのでレジュメを持っていっても『経験ないのかぁ』と渋い顔をされることも多く、レジュメを受け取ってもらえないこともしばしば。なので最初の1ヶ月は、ジャパレスで働いていました。ラッキーなことにローカルカフェのおじいちゃんオーナーに雇ってもらえたのですが、それがなければ就けていなと思います。そのくらいバンクーバーでは『経験』というものに価値があるのです。

なので留学で働くことを視野に入れていた、やってみたい仕事がある方は、日本で少しでもその経験を積んでおくことをオススメします!

帰国した今


現在は帰国して、バリスタとしてもう一度どこかで働いてもう少しコーヒーに関する知識と技術をつけたいなと考えています。いつか自分のお店をオープンしたいという夢もできました。

短期留学、結婚して留学、この二つを通して思うのは『やってよかったな』です。短期留学で楽しさを感じたからこそ、長期で行きたいと思えたし、夫婦で留学したからこそ、夢は諦めなくていいと思えました。

更に私は社会人を経験してからの留学というタイミングもよかったと思っています。『ワーホリは稼げる』と思っている方、それは本当でしょうか?

私は正直『日本で生活していた方が貯金できたな』と何度も思いました。給料が高いのは事実です。ですが支出が多いのも事実です。これは、日本で社会人経験があったからわかることだなとも思うし、働く上での責任は、社会人になって培われるものが大きいと思うし、バリスタの仕事でもそれが活かされたと思っています。

結局1年半バンクーバーで生活をしましたが、日本に帰国するという選択をしたのは、海外で生活するという現実が厳しいからです。そこに気づけたのも日本で社会人をしていたからです。ですが、バンクーバー生活を通して『自分はこれでいいんだ』という自信が持てたので、本当に行ってよかったと思います。

迷っているああなたへ


学生さんはともかく、社会人の方で迷っている方に私が伝えたいことは、『留学に行くなら英語以外に目標を作るといい』ということです。なぜなら『英語は日本にいても喋れるようになる』からです。『英語を使って仕事がしたい』『働いたお金でたくさん旅行したい』『海外でたくさんの友だちを作りたい』なんでもいいんです。『英語』だけに頼ってしまうと、とてもつまらない期間になると思うし、逆をいうと『留学行ったら英語話せるようになる』は嘘です。海外という土地で自分でも勉強、挑戦し続けないと英語は上達しません。なので『留学期間をどんなふうに過ごしたいか』を考えることをオススメします。

更に『社会人になった』『結婚する』=『留学できない』ということはありません!!やりたいことはやれるうちにやりましょう!!(ワーホリは年齢制限があるので)迷う暇がるなら即行動です!!

 

今回の記事が、少しでも迷っているあなたの参考になると嬉しいです。

以上、夫婦でバンクーバーに1年半留学した私の話でした!!