生活する上で最も重要な三大要素【衣・食・住】のうちの一つ、住む場所。留学して慣れない環境の中、せめて家だけでもストレスなく過ごしたいところですが、海外だとなかなかうまくいかないケースも多く、、、。
今回は物件を探すだけでも大変なバンクーバーでの、部屋の探し方を紹介していきます!
それではさっそく紹介していきます。最後までみていただけると嬉しいです!
バンクバーの住まいの種類
まず前提としてお伝えしておくと、家賃は年々高騰しています。なので、これから紹介するどの住み方でも、それなりにお金はかかることを念頭に置いておいて下さい。
大事なのはどの住み方が自分に合っているかを知ること、どんなバンクーバー生活を送りたいかです。どの住み方でも『メリット・デメリット』はあるので、どこが自分の許容範囲かを知れるといいです。
ここでは利用するのにオススメな3つの住まいの種類を紹介していきます。
・ルームシェア・シェアハウス
日本ではまだ珍しいと思いますが、バンクーバーではルームシェア・シェアハウスが高確率で、現地の方でもルームメイトを探していたりします。留学生が多い、家賃の高騰などの理由もあり、何人かでルームシェアをするのが基本的です。大きな違いはありませんが、
【ルームシェア】マンションやアパートの一室を複数人で借りる
【シェアハウス】一軒家のベースメントや一室を複数人で借りる
くらいの違いなのです。
どちらにしても複数人で一室をシェアするので、プライバシーの確保は難しく、問題が起きやすいのは事実です。
しかし家賃を安く抑えることができたり、ルームメイトと友だちになれるので、海外生活を満喫できると思います。
実際、留学生のほとんどがこのスタイルで生活をしています。
・ホームステイ
こちらも留学生に人気の滞在方法で、大体のステイ先は、3食付き・Wi-Fi・光熱費込みで提供されています。ですが、ステイ先の環境は様々。
ルールが厳しすぎたり、料理が口に合わないという話はよく聞くので、運頼みというところでしょうか……。
バンクーバーに着いたばかりで仮住まいとして、1、2ヶ月の契約で、そこから物件を探し始める、というケースが多いと思います。ステイ先によっては、そのままシェアハウスの契約に切り替えてくれるところもあり、留学中一度も引っ越しをしなかったという子もいます。
・賃貸契約
日本でもお馴染み、アパートやコンドの一室を自分で契約するタイプです。基本的には、6ヶ月〜1年での契約が多いので、1年以下の期間の留学生だと住めるケースは少ないと思いますが、1年以上の長期留学や永住権を狙っている方は住む機会はあるかと思います。実際に私も最後の半年間は、自分たちで契約して住んでいました。
・学生寮
バンクーバーに着いてホームステイをしない代わりに、住めるところが学生寮。私も最初の2ヶ月は学生寮に滞在しました。自分だけの部屋タイプと、2〜3人でシェアするタイプとありますが、ルールはそんなに厳しくなく、プライバシーも確保されるので、私は快適でした。
ただし、家賃はかかります。なのでそんなに長くは住めないと思います。
部屋のタイプ
カナダでは、聞きなれない部屋の名前があるので紹介します。
・ルームシェア・シェアハウスでの部屋タイプ
【マスタールーム】
専用のバスルーム付きの部屋。家の中で最も広いベッドルームで、値段は高めですが、2人で住めるので、カップルで借りることができます。
【セカンドルーム】
マスタールームよりも狭いですが、立派なベッドルームです。専用のバスルームはありませんが、ベッド、勉強机、クローゼットがついているケースがほとんどです。私もルームシェア時代おは、セカンドルームに住んでいました。
【ソラリウム】
日本でいうと『サンルーム』ですね。壁一面が窓の部屋です。スペースは広くないですが、1人で住むには十分だと思います。狭い分、値段は抑えめなので、節約したい方にぴったりです。ただ、窓のおかげで(?)夏は暑すぎて、冬は寒すぎるという声をよく聞くので、対策は必要です。
【デン】
基本的には物置きとして使われる部屋です。なのでスペースはほとんどないです。物置きなので窓もありません。ですがその分、家賃は安いです。
【リビングルーム】
リビングの一角をパーテーションなどで仕切って、無理やり作ったような部屋で、最も家賃を安く抑えられる方法がこの、リビングシェアです。プライバシーは守られていないので、貴重品なども含め、自分で対策をしながら住んでください。
【ベースメント】
シェアハウスで一軒家の下の部分(ベースメント)を借りるスタイルです。基本的には、一軒家に住んでいるオーナー家族との契約で、キッチンやバスルームは家族が住んでいる階とは、別で作られているので、家族と鉢合わせることもないと思います。
・賃貸契約の部屋タイプ
【1BR】日本でいう1LDKの間取りです。2人で住むのにぴったりです。
【バチェラー・studio】日本でいう1Kや1Rの間取りです。2人でも住めますが認められない場合もあるので契約時に必ず確認を!私が最後の半年間住んでいたのは、この間取りでした!
部屋の探し方・注意点
それでは、住み方や部屋のタイプがわかったところで、次は探し方の紹介です。注意点もあるので、最後までみてきださい。
・部屋探しのサイトで探す
バンクーバーは日本のような『不動産』という仲介業者がいないので、自分たちで探さなければなりません。なので掲示板サイト、JPカナダ・Craigslist など使って探します。
毎日更新されるので毎日チェックすることをオススメします。
・歩いて探す
こちらは、賃貸を契約したい方向けです。カナダでは、空き部屋がある建物のエントランスに
『Vacancy』や『1BR available』と書かれた『空室有り』のサインが立てられいることがあります。
そこに載っている番号に電話して内見の予約をとりましょう。
・契約時の注意点
さて、部屋の探し方まで紹介してきましたが、トラブルはつきもの、、、ですができるだけ未然に防ぐためにも、契約時の注意点を紹介します!!
◉契約書やお金のやり取りは、双方でサインをし必ず写真に残すこと
◉必ず内見に行くこと(写真は綺麗な状態のものを使い回している可能性有り)
◉家賃に含まれているものの確認(光熱費、Wi-Fi、生活用品)
◉契約内容を一緒に確認すること(賃上げ、デポジット、契約期間など)
まとめ
ここまで読んで頂きありがとうございます。私自身も、1年半バンクーバーに住んで、住まい環境に関してはそれなりに苦労してきたし、周りでもトラブルはよく聞きます。
(違法で住まわしていて、それがバレて、契約期間中なのに追い出されたなど、、、。)
日本ではあり得ないことが起きる、それが留学です。これからバンクーバー生活をされるみなさんの参考に少しでもなれたら嬉しいです。